2024.12.03法改正/補助金
GX志向型住宅で最大160万円 (子育てグリーン住宅支援事業)
省エネ計算サービスを提供しているエヌ・シー・エヌは、建築物の省エネ関連補助金について工務店・設計事務所の皆様向けに勉強会や仕様相談サービスを提供しています。
11月29日、国土交通省より令和6年度補正予算案における住宅の経済対策である「子育てグリーン住宅支援事業」に関する概要が公表されました。本コラムでは、「子育てグリーン住宅支援事業」の概要を速報としてまとめます。また、下記コラムにおいて、最大160万円の補助金で注目が集まる「GX志向型住宅」の具体的な断熱仕様や設備仕様を全5回にわたり紹介していきます。是非ご覧ください。
GX志向型住宅の断熱と設備仕様の紹介
第1回 : 断熱仕様(グラスウール編)
第2回 : 断熱仕様(吹付け硬質ウレタンフォーム編)
第3回 : 設備仕様(エコキュート編)
第4回 : 設備仕様(ハイブリッド給湯器編)
第5回 : 100%削減に必要な太陽光発電設備容量
子育てグリーン住宅支援事業の概要
※ 出典:国土交通省 https://a.k3r.jp/ncn_se/
2024年11月29日発表より
子育てグリーン住宅支援事業では、新設の区分である「GX志向型住宅」が公表され、最大160万円の補助額取得が可能となりました。 こちらはすべての世帯が対象となりますので、現行の子育てエコホーム支援事業よりも多くのお客様がご利用いただける見込みとなります。(11月28日召集の臨時国会での補正予算の成立が前提となります。)
一方で、「長期優良住宅」は80万円、「ZEH水準住宅」は40万円と昨年度より補助額が減額されています。しかし、立替前住宅の除却(解体)を行う場合には「20万円の加算」があります。
ZEH水準住宅は、子育てエコホーム支援事業と比較して半額となっているため、子育てエコホーム支援事業と子育てグリーン住宅支援事業のどちらでも申請できるご物件は、仕様変更をして「子育てグリーン住宅支援事業」への切り替えを行うのか、このまま「子育てエコホーム支援事業」のまま進めるのか見極めが必要となります。
子育てエコホーム支援事業での申請とする場合、交付申請の期限は2024年12月31日となっており、評価書発行のための審査が混み合うことが予測されますので、至急の対応が必要です。
エヌ・シー・エヌの建築環境設計について
エヌ・シー・エヌでは、年間3,000件(累積25,000件)を超える省エネ計算書を提供しています。2025年4月省エネ基準適合義務化に向け、建物用途を問わず「省エネ計算サービス」を提供しています。
また「GX志向型住宅」や「東京ゼロエミ住宅」など高い性能を有する建築物に支給される補助金制度についても随時勉強会の開催や断熱・設備仕様の提案を行っています。※勉強会でお伝えしているUA値・BEIの他社動向レポート
補助額申請に必要な各種評価書や証明書の取得もサポートしています。省エネサポートサービス内容はこちらからご確認ください。
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