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2025.02.16法改正/補助金

東京ゼロエミ住宅 新基準 徹底攻略セミナー (2024.11.18開催)【ダイジェストレポート】

はじめに

株式会社エヌ・シー・エヌ(NCN)は、省エネルギーと健康・快適性を両立する建築物の普及を目的に、最新の住宅補助金情報を工務店・ビルダー・設計事務所の皆様へ迅速にお届けしています。
2024年11月18日、「東京ゼロエミ住宅 新基準 徹底攻略セミナー」をオンラインセミナー形式で開催しました。

本セミナーでは、新制度の変更点、補助金制度の詳細や240万円の補助金で注目の集まる「水準A」の仕様について説明を行いました。本コラムでは、工務店・ビルダー・設計事務所の皆様がいち早く最新情報を把握できるように、セミナーの重要ポイントをまとめお届けします。

東京ゼロエミ住宅とは?

東京ゼロエミ住宅とは、高い断熱性能を持つ建材や省エネ設備を活用し、人と環境に優しい住宅のことを指します。本制度は東京都の助成事業であり、新築住宅の建築主に対して補助金が支給されます。特に、省エネ性能の向上が求められ、「水準A」が最高ランクとして新たに定められました。

最新の制度変更点

2024年度より、補助事業の名称や助成内容が変更されました。

補助事業の種類

・旧事業(2024年9月30日まで):「東京ゼロエミ住宅導入促進事業」

・新事業(2024年10月1日以降):「東京ゼロエミ住宅普及促進事業」

 

助成額の変更

・水準A(最高基準):240万円(戸建)

・水準B(従来の水準3相当):160万円(従来の210万円から減額)

・水準C(最低基準):40万円

 

不動産取得税の減免割合の変更

・水準A:10割減免

・水準B:8割減免

・水準C:5割減免

 

再生可能エネルギー設備の原則導入

太陽光発電の設置が基本要件

ただし、屋根の形状や方位によっては適用除外が可能

水準Aの仕様例

水準Aを取得するための推奨仕様についても解説がありました。

建材・設備のポイント

断熱仕様

・充填断熱+外張り断熱(ダブル断熱)が必須

・基礎周りも徹底した断熱が求められる

・窓はトリプルガラスが推奨

設備仕様

・暖房・冷房:壁掛けエアコン(区分「い」)

・換気:ルフロ400(第三種ダクト換気、比消費電力0.04)

・給湯:エコワン(ハイブリッド給湯器)

・照明:LED、調光・多灯分散・人感センサー対応

外皮性能

・UA値:0.34以下

一次エネルギー消費量性能(再エネを含まない)

・BEI値(一次エネルギー消費削減率):0.54以下

 

省エネ計算とサポート体制

株式会社エヌ・シー・エヌでは、省エネ計算のサポートも提供しています。

・東京ゼロエミ住宅設計確認書の申請サポート

・東京ゼロエミ住宅の認証取得を支援

・BELSや長期優良住宅との併願申請が可能

補助金の活用事例

水準Aの住宅で補助金を最大限活用することで、

戸建住宅の場合:

・東京ゼロエミ住宅(水準A):240万円

・太陽光発電(3.0kW):36万円

・蓄電池:95万円

・V2H設備:100万円

合計:571万円の補助

 

集合住宅(8戸)の場合:

・水準A(4戸):200万円

・水準B(4戸):130万円

・太陽光発電(10kW):100万円

合計:1,420万円の補助

 

まとめ

東京ゼロエミ住宅の新基準と助成金制度は、省エネ住宅の普及を加速させる大きな転機となります。水準Aの導入により、さらなる高性能住宅が求められる一方で、補助金の活用によりコスト負担を軽減することが可能です。

本セミナーでは、設計のポイントや具体的な助成金の申請方法についても詳細に解説しています。

見逃し配信動画で詳細情報をご確認ください。(動画視聴申し込みは、こちらから

 

今後の住宅設計・建築において、省エネ計算と補助金制度を上手く活用し、高性能住宅の普及を進めていきましょう。

最新の情報については、NCNの公式サイトや東京都の資料をチェックしてください。